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大切な人とは
いつまでも
一緒にいられるような
気がしてしまいます。
けれど
その時間には
限りがあります。
『さよならのまえに』は
おばあちゃんと過ごす
最後の日々を通して
「一緒にいられる時間」の尊さを
やさしく教えてくれる絵本です。
読み終えたあとには
大切な人の顔が
自然と思い浮かぶ一冊でした。
基本情報|
書名:さよならのまえに
作・絵:ふかつさき
出版社:WCC 365+1 label
ページ数:32ページ
ISBN:9784824402226
発行日:2025年10月10日
対象年齢:6歳頃以上
※命や別れについて親子で考えたい方、大人にもおすすめ命の絵本
読み聞かせ時間:7~8分程度
ジャンル:家族/命/別れ/生き方/大人向け絵本
どんなお話?|
絵本『さよならのまえに』の内容紹介
ぼくと おばあちゃんは
いつも 一緒。
一緒に遊んでた。
でも おばあちゃんは
病気で寝るように。
おかあさんが 教えてくれた。
沢山 お話してあげて。
もう会えなくなるかもしれない。
ぼくは まだその意味を
よく分かっていませんでした。
いつものように おばあちゃんのもとへ……
感想・考察|
「さよなら」の時間が残してくれるもの
ぼくは 毎日おばあちゃんのもとへ。
その時間は
特別なことをしているわけではありません。
ただ
話をする。
そばにいる。
でも 「一緒に過ごす時間」は
後になって 何ものにも
代えがたい宝物になる。
この絵本は そんなことを
静かに教えてくれます。
大切な人との別れを経験した方はもちろん
まだ経験していない方にも
「今 一緒に過ごせる時間」を
自然と 大切にしたくなる。
そして 別れを経験した私にとって
読み終わった後
亡くなった人が残してくれた愛が
自分の心に生きていることを
思い出させてくれました。
印象的なシーン|
やさしい絵が伝える命のぬくもり
この絵本は
丸く柔らかいフォントで
書かれています。
また 絵も
とても可愛いタッチです。
亡くなる前の悲しい話ではありますが
可愛さ 柔らかさから
温かい雰囲気が感じられます。
そして おばあちゃんのほねを
イメージした印象的なページ。
1つ1つのほねのかけらが
ぼくの おばあちゃんへの
1つ1つの思いを感じます。
また おばあちゃんと過ごす
部屋にある窓の景色にも
ぜひ 注目していただきたいです。
こんな人におすすめ|
💛 家族との時間を大切にしたい方
💛 命や別れについて考えたい方
💛 親子で命について話すきっかけがほしい方
💛 大人向け絵本を探している方
まとめ|
愛は「さよなら」のあとも残っていく
『さよならのまえに』は
大切な人との別れを描きながら
「最後の時間」が
どれほど大切なのかを
やさしく教えてくれる絵本です。
そして 「さよなら」は
すべてが終わることではなく
一緒に過ごした時間や
もらった愛は
これからも心の中で
生き続けていくことを
静かに伝えてくれます。
大切な人がいる今だからこそ。そして
大切な人を見送ったあとだからこそ。
きっと この絵本は
心にやさしく寄り添ってくれるでしょう。
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