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『満ちている』感想|心が満ちていく“静けさの物語”【レビュー】

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忙しい日々の中で、
「心をリセットしたい」「少し落ち着きたい」
そんな瞬間はありませんか?

『満ちている』(ただあやの/小さい書房)は、
ページをめくるごとに心が静かに整う——
“大人のための癒しの絵本”です。

岩絵の具の深い色あいが、
まるで深呼吸をするように心を落ち着かせ、
読み終わる頃には、
張りつめていた気持ちが
ふっと緩んでいます。

✔ 心を整えたいときに読む絵本を探している
✔ プレゼントにできる癒しの本を探している
✔ 静かな絵本が好き
そんな方にぴったりです。

目次

基本情報|

対象年齢:3歳~

どんなお話?|                         絵本『満ちている』の内容紹介

主人公は、一人前のティーカップになった“カップさん”。
おばあさんとのお茶の時間が喜びです。

ところが、ある日
カップさんは草むらへと連れて行かれてしまいます。

慣れない場所で、カップさんは「自分でなくなったような」喪失感を抱きます。
しかし、花や動物たちとの時間が、
少しずつカップさんの心に変化をもたらしていき——

静かに、“満ちている”時間を
感じさせてくれる物語です。

感想・考察|                         心のリズムが整う絵本

深いグリーンやブルーが多用され、
ページ全体が大きな静けさで
包まれているように感じます。

特に、カップさんの悲しさが続くシーンは、
カップさんの気持ちの言葉とまた、ことばも多くなく、
絵をじっくり味わいながら
ページをめくることができます。

その結果生み出される
落ち着いた世界観が、
カップさんの心の揺れを
より丁寧に味わうことができます。

新しい環境に放り込まれたとき、
すぐに前向きにはなれない——
その“時間”もまた大切。

カップさんが草むらで少しずつ変わっていく姿は、
私たちが新しい環境に慣れていく過程そのもののよう。
「焦らなくていいよ」
という静かなメッセージが伝わってきます。

印象的なシーン|                       そばで寄り添う花たち

カップさんが悲しみにくれているときも、
何も言わず、ただ「そこにいる」。

気づかないけれど、いつもそばにいてくれる存在。
その存在が私たちに勇気をくれる。

こんな人におすすめ|                     大人にこそ響く1冊

まとめ|                           心をそっと支えてくれる“静けさの絵本”

ふと、心を整えたいとき。
『満ちている』は、静かに背中を押してくれる絵本です。

忙しい日常の中で立ち止まり、
「今の自分を受け入れる一呼吸」を与えてくれます。

▶『満ちている』みてみる(Amazon or 楽天市場)

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この記事を書いた人

⭐絵本作家 ⭐アートマインドコーチングコーチⓇ 
⭐絵本セラピストⓇ

絵本は、短いお話のなかに、大人にも沢山の気付き、癒しを与えてくれる。
大人の方々へぜひ絵本の素晴らしさを伝えたいとブログを書いています🍀

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