『かべのむこうに なにがある?』感想|壁にぶつかったあなたへ贈る、心が軽くなる一冊【レビュー】

「もうだめだ…」
「どうしてうまくいかないんだろう」
そんな“見えない壁”にぶつかったこと
ありませんか?

『かべのむこうに なにがある?』は
そんな“心のかべ”に
気づかされる絵本です。

基本情報|

『かべのむこうに なにがある?』

作:ブリッタ・テッケントラップ/訳:風木一人

出版社:BL出版

発売日:2018年3月10日

どんなお話?|
絵本『かべのむこうに なにがある?』の内容紹介

赤い“かべ”が
どこまでも続く世界。

小さなねずみは
その向こうに何があるのか
気になって仕方ありません。

ある日 空色の鳥と出会い
ねずみは ついに“かべのむこう”へ──。
そこで見た景色は
ねずみの世界の見方を
変えるものでした。

感想・考察|
うまくいかないとき、思い出したい絵本

前半と後半で
色彩がガラリと
変わる──。

その色の変化が
ねずみの心の変化”と
重なります。

自分の心にある
「見えないかべ」。
「怖い」「無理かも」と
思っていた世界。

一歩を踏み出したとき
そこに広がる景色は
思っていたより
明るいのかもしれません。

印象に残ったシーン|
ねずみの後ろ姿が語る未来

最後のページ。
ねずみが輝く海に向かって
片足を軽くあげて歩く後ろ姿。
未来への希望を感じます。

そして、このページの色使いも
今までのページとは違うように思います。

あなたは、どう思われますか?

その他|
ここにも注目!!

この絵本には
ねずみ以外の動物たちも
登場します。

それぞれの動物が
同じ“かべ”に対して
思うことは、それぞれ。

それぞれの動物が
なぜそう思うのか
思い巡らし
違いを感じるのも
面白いかもしれません。

こんな人におすすめ|

⭐なんとなく上手くいかない日が続いている
⭐新しい環境に一歩踏み出す人に
⭐心をリセットしたい
そんなときにそっと寄り添ってくれる一冊です。

まとめ|
かべのむこうにあるのは 希望

うまくいかないとき
不安なとき
私たちは自分で“かべ”を
つくってしまっているのかもしれません。

この絵本は、そのかべを
そっと溶かしてくれます。
手に取るたびに
自分の中の光に気づけるはず。

人生に寄り添ってくれる絵本
そばに置いておきたい一冊です。