「こうなれたらいいな」
「本当は やってみたいな」
そんな気持ちがあっても
うまくいかなかったり
いつのまにか あきらめてしまうこと。
大人になると ありますよね。
でも 本や誰かの言葉に出会って
少し世界が広がることって
ありませんか?
『空をとびたいルーカスと世界でいちばんたかい本の山』は
「できない」を越えて
本と想像力によって
世界を広げていくルーカスの成長を描いた絵本です。
読み終えたあと
「まだ世界は広がるかもしれない」
そんな気持ちをくれる一冊です。
基本情報|
書名:空をとびたいルーカスと世界でいちばんたかい本の山
作・絵:ロシオ・ボニージャ
訳:中井はるの
出版社:アチェロ
ページ数:40ページ
ISBN:9784911344217
発行日:2025年5月15日
対象年齢:5歳~
※夢・成長・挑戦を見守る気持ちに触れたい大人にもおすすめ
読み聞かせ時間:5~10分程度
ジャンル:成長/想像力/読書の魅力/親子愛/大人向け絵本
どんなお話?|
絵本『空をとびたいルーカスと世界でいちばんたかい本の山』の内容紹介
空をとびたいルーカス。
画用紙やダンボール…
つばさを 使えるもので 作った。
けれど とべなかった。
ママがとぶ方法は他にもあると
1冊の本をくれた。
ものすごく面白かった。
それから もう1冊、もう1冊
と次々と読んでいった。
読んだ本を積み上げて…
ルーカスは いつまで本を読み続けるのかな?
感想・考察|
ルーカスの成長
空をとぶ鳥たち
遠くをとぶ飛行機が残す白い線。
ルーカスは あきずに見ています。
ルーカスは
空をとぶことを ただ夢見ていました。
でも 本と出会ったことで
ルーカスの世界は 広がっていきます。
印象的だったのは
本を読み終えたあと
ママのもとへ向かうルーカス。
どこか誇らしげで
最初のルーカスより
少し大きく見えました。
成長とは
夢が叶うこと
だけではなく
世界の見え方が変わること
なのかもしれません。
印象的なシーン|
広い余白
最後の見開きページ。
ルーカスは ママとハグしています。
描かれているのは あと5冊の本。
そして 広い余白。
この絵本では
ルーカスが 本を読むシーンが多く
基本的には ひとりです。
でも 不思議と
一人ぼっちには感じません。
ときどき感じる
ママの存在があるからでしょうか。
安心感やあたたかさが
絵本全体を包み込んでいるように
思います。
最後の余白からは
不思議と安心感が伝わってきます。
言葉にしなくても伝わる
ママとルーカスのつながり。
その余白があるからこそ
読み終えたあとも
あたたかな気持ちが残りました。
こんな人におすすめ|
💛 本を読む楽しさを思い出したい方
💛 想像力が広がる絵本を読みたい方
💛 「まだ成長できるかも」と前向きになりたい方
💛 子どもの頃のワクワクを思い出したい方
💛 心が少し前向きになる絵本を探している方
まとめ|
世界を広げてくれる一冊
できないこと。
思い通りにいかないこと。
大人になっても あります。
でも 世界は
ひとつの方法だけではないのかもしれません。
『空をとびたいルーカスと世界でいちばんたかい本の山』は
本の出会いや想像力が
心を少し前向きにしてくれる絵本でした。
子ども向け絵本ですが
「まだ世界は広がるかもしれない」
そんな気持ちになりたい大人にも
読んでほしい一冊です。
